WindowsでPythonのインストールパスを確認する方法
ダウンロードとインストール(Win)では、Windowsユーザーは主に以下の2つの方法でPythonをインストールしていることがわかりました。
- MSストアからのインストール
- 公式Pythonインストーラからのインストール
この投稿では、上記の2つの方法でPythonのインストールパスを確認する方法を紹介します。
1. MSストア Python のインストールパスの確認
MSストアからPythonをインストールすると、同時に2つのパスにインストールされます。 1つは実際にインストールされる場所、もう1つはショートカットファイルが インストールされる場所です。 実際にインストールされるフォルダは厳しく制限されており、ユーザはショートカットファイルから Python を実行できます。
1.1. ショートカットファイルのインストールパス
このパスは以下のCMDコマンドで確認できます。
where python
実行結果です:
実行結果:
1.2. 実際のインストールパス
MSストアの開くボタンをクリックして開いたCMDウィンドウを見ると、Pythonプログラムが実際にインストールされている場所がすぐにわかります。 エクスプローラーを使ってこのフォルダに移動してみましょう。
パスの途中にあるWindowsAppsフォルダは、デフォルトでは厳格なパーミッションになっています。 だからパーミッションの部分を変更する必要がある。 Program Filesの下にあるWindowsAppsフォルダは隠しフォルダなので、隠しアイテムビューで以下のように確認できます。
このフォルダーの中に入るには、適切なパーミッションを取得する必要があります。 これを行う最も簡単な方法は、フォルダーのプロパティ > セキュリティタブ > 詳細 > 所有者の変更 > 名前の確認と所有者の選択の確認です。
この作業を行うと、以下のようにフォルダ内のPythonプログラムが表示されます。
2. 公式インストーラー: Python のインストールパスの確認
公式インストーラの Python インストールパスを確認するには、以下の 3 つの方法があります。
- GUI のみを使用する
- コマンドプロンプト(CMD)を使う
- PowerShellを使う
一つずつ見ていきましょう。
2.1. GUIのみで検証する方法
GUIのみの方法です。
スタートメニューの Python エントリを右クリックし、[ファイルの場所を開く]をクリックします。
開いたフォルダで、Python実行ファイルのプロパティウィンドウを開きます。
ターゲット(Target)エントリは、インストールへのパスを示します。
2.2. コマンドプロンプト(CMD)による検証方法
CMDでPython実行ファイルのパスを確認するコマンドは以下の通りです。
where python
実行結果:
最初の方法は、MS ストアからインストールされた python のパスも表示します。
2.3. PowerShell を使用した確認方法
PowerShell で Python の実行ファイルのパスを調べるコマンドは以下の通りです。
Get-Command python
実行結果です:
Git bash や WSL のような Unix 系のシェルを使っている場合は、Mac OS の場合と同じです。
3. まとめ
ここまで、Windows上でのPythonのインストールパスを決める方法を見てきました。 うまくいけば、インストール場所を知る必要がある状況で役立つでしょう。
